千葉県銚子市の市立総合病院が、9月末で休院に踏み切った。400床近い自治体病院が全面的に診療をとりやめるというニュースは、マスコミ各社で相次いで大きく報じられ、地元の銚子市はもちろん、全国的に大きな注目を集めている。
多額の赤字と医師不足に悩む自治体病院は珍しくない中で、銚子市立総合病院はどうして「休院」にまで追い込まれたのか――。休止を決断した岡野俊昭市長に、その理由や現在の心境、今後の見通しなどを聞いた。(聞き手:井上俊明=医療局編集委員)
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