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「臨床研修マッチング」中間公表の全大学ランキング
医科歯科大が単独トップ、慶応大が苦戦

 研修先病院としての人気のバロメーターともいえる「医師臨床研修マッチング」。第6回目となる今回も、日経メディカル オンラインが独自に入手した中間公表の結果をお届けする。

 次ページに示した表1が、大学病院のランキングだ。各大学とも本院だけを抽出し、中間公表で医学部6年生の1位希望者数が多かった順にランキングした。

 第1位は、東京医科歯科大学。一昨年は東大の後塵を拝し、昨年は東大と1位を分け合ったが、今年は2位以下を大きく引き離しての堂々のトップとなった。東京医科歯科大は、昨年よりも定員を8人減らして115人としたが、この段階での1位希望者数は94人→95人と微増しており、例年通り、最終的な充足率が100%に到達するのは間違いないだろう。

 一方で、毎年上位にランクインする大学のうち、一部の私立校が、大きく1位希望数を減らしているのが目立つ。慶応大は、昨年の51人(定員60人)から29人(定員55人)と大きく減。また昨年は、この段階で3位だった順天堂大も、69人(定員70人)から55人(定員68人)へと減らしている。両校とも普段なら最終的な充足率が高く、慶応大は3年連続で100%を達成している。ここからの巻き返しはなるのだろうか。

 躍進した大学もある。兵庫医大は、60人の定員に既に58人の1位希望者が集まっており、昨年の31人からジャンプアップ。聖マリアンナ医大も、一昨年からの推移を見ると、28人→38人→55人と着実に伸ばしている。

 これら好調な大学の特徴は、例年、研修医の自大学出身者の比率が80~90%と高いことだ。これに対して慶応大や順天堂大は、自大学出身者が20~30%台と低い。東大や医科歯科大などを含め、これまで上位にランクされる大学では、他大学から流入する研修医の比率が高かったのだが、今年は一部でその傾向が薄れてきているようだ。

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