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進化する内視鏡技術
NBI内視鏡で頭頸部の早期癌がこんなに見付かる

 2006年に発売された、NBI(Narrow Band Imaging;狭帯域光観察)を用いた内視鏡が急速に普及している。それに伴い、これまで早期癌の概念すらなかった咽頭、喉頭などの頭頚部領域で微小表在癌が次々と見付かり、注目を集めている。

粘膜表層の血管をクリアに描出
 NBIは、オリンパスメディカルシステムズと元国立がんセンター東病院消化器内科医長の佐野寧氏(現佐野病院〔神戸市〕院長)らが1999年に開発した、内視鏡用の画像強調技術だ。

 通常の内視鏡では、粘膜組織を自然な色調で再現するために、広いスペクトル幅を持つ光(通常光)が使われる。しかし、通常光には様々な波長の光が含まれるため、微小血管像だけを強調して映し出すことができない。

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