学会員の「学会に対する満足度」はおおむね良好だ。特に「学会員であり続けたいか」への回答のスコアは比較的高かった。学術大会に出席することは、新技術や知識へのキャッチアップという側面だけでなく、旧知の仲間との情報交換や気分転換などの意味もかなりあるようだ。一方で、会場に行けない会員のために、インターネット経由でもっと情報を提供すべきという意見も多数見られた。
学会費の額への不満は強い。自由意見に寄せられたコメントを見ると、学会の経費節約や使途の透明性に納得感が十分得られていないことが、それに響いているようだ。この点は多くの学会で、改善の余地が大いにありそうだ。
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