いまニッポンの学会の存在理由が問われている。学術面では日本発のエビデンスを量産することができず、教育面では専門医制度に関していまだに社会的認知を得られていない。医療崩壊が叫ばれる中、医療政策について提言することも遅れている。会員からは、「学会に出る意味が見いだせない。学術総会に行くのはもうやめた」「専門医資格を持つメリットが分からないし、維持するのも大変なので、もう更新はしない」といった声も聞こえてくる。
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