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患者が手元に置くカルテにしたい「乳腺手帳」

 NPO法人女性医療ネットワークの運営や女性外来ハンドブックの発行など、性差医療をテーマに幅広い活動を続けている横浜医療センター外科部長の土井卓子氏は、患者と医師のコミュニケーションのあり方にも心を砕いている。

 3年前から診察に活用している「乳腺手帳」(写真)は、コミュニケーションのツールになればとの思いから発行したものだ。初代の手帳は100部作り配り終えた。現在の手帳は2代目で300人分を用意した。

 土井氏は、乳癌の告知時に、この手帳を手渡すことにしている。病状や検査結果、病理の結果、治療内容(図1、2)などを書き込んでから、患者に「贈る」のだ。「しこりの大きさを書き込めるし、エコーの写真も張れる。いつも自分の手元に、自分のカルテがあるようなものです」(土井氏)。

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