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“民意”によって医師の刑事訴追が増加?
検察審査会法の改正で検察審査会の権限強化へ(2009.4.8訂正)

 医療者について刑事捜査がなされた場合、多くは不起訴処分になる。この判断を不服と感じる被害者や告発者のために、不服申し立て制度というものがある。不服申し立てが行われると、その事件の内容を検察審査会という組織が判断し、不起訴処分が妥当か否かの議決を行い、検察に通知する仕組みだ。通知を受けた検察は、再度事件を捜査して判断を下すことになる。

 この検察審査会制度が、検察審査会法の改正によって2009年5月までに変わることが決まっている。これによって、「医療刑事事件が大きな影響を受ける」と指摘するのが、棚瀬法律事務所の棚瀬慎治氏。「国民感情によって、医療者に対する刑事処分が増えかねない」と懸念する。その懸念の内容を聞いた。


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