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日経メディカル2月号特集連動企画◆「その処置、必要?」 vol. 1
抗菌薬使用前の皮内反応試験―必要な症例は少数

 「抗菌薬を静脈注射する前に行う皮内反応試験は、アナフィラキシーを完全には予知できない」。2003年に日本化学療法学会が出したこの報告を受け、厚生労働省は04年、抗菌薬の添付文書から皮内反応試験の実施を行う旨の記述を削除するよう通知した。

 同報告の主旨は、(1)アレルギーの既往がある患者のみ皮内反応を行う米国より、皮内反応の実施を基本としていた日本の方がアナフィラキシー発生の頻度が高い(下図)、(2)皮内反応陰性でもアナフィラキシーが発生している、(3)皮内反応の陽性率がアナフィラキシー発生率より数十倍から数千倍高い――という3点。

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