メタボリックシンドロームに着目した特定健診・保健指導(以下、メタボ健診)に疑問を持つ医師は少なくない。札幌医大地域医療総合医学教授の山本和利氏は「メタボ健診が、病気のどのレベルに介入して、何を予防しようとしているのかが不明確。対象とする病気をメタボリックシンドロームにしたことにも問題がある。メタボ対策なら、身長・体重・腹囲を測り、生活指導をすれば十分。カネもかからない」と主張する。
REPORT
【日経メディカル2月号特集「疑問解消!メタボ健診Q&A」連動特集Vol.2】
身長、体重、腹囲の測定でメタボの健診・指導は十分
札幌医大地域医療総合医学教授 山本 和利 氏
2008/02/11
坂本 正=医療局編集委員
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