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連載●薬の価値は「費用対効果」で測る~英国薬事情《1》
ドネペジルは、なぜ英国を訴えたのか

 英国では、医療費の財源として主に税金が使われている。そのため、NHS(国民保健サービス)が薬の使用を認めるかどうかは、単にその薬の効果だけでなく、費用対効果、つまり、一定の医療上の利益を達成するために費用がいくらかかるかを重視するというスタンスを取っている。評価を行っているのは、NICE(National Institute for Health and Clinical Excellence)という国立の研究機関だ。
 そうした政策の影響で、英国では、医薬品に関して、日本の常識では考えられないような“事件”が度々起こっている。本連載では、2006年から07年にかけて起こった、NICEの決定をめぐる興味深いエピソードを幾つか紹介する。



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