日経メディカルのロゴ画像

【日経メディカル9月号特集連動企画◆「後期高齢者」どう診る、どう付き合うVol.7】
刺激性の下剤は安易に使うな

「まず便秘の原因を分類して、使用する薬を選んで治療するといい」と語る大阪北ホームケアクリニックの藤田拓司氏

 便秘解消の基本は、食事・運動療法と毎朝の排便の習慣。それがダメなときに薬物療法を検討する。そして処方の際には、まず便秘の原因が何かを考える必要がある。

 高齢者の便秘について、大阪北ホームケアクリニックの藤田拓司氏は、1)便の硬さが問題の場合、2)腸管を動かして直腸に送り込む機能が鈍っている場合、3)直腸に便があっても踏ん張れない場合――の3つのタイプを念頭に治療するといい、とアドバイスする。

 「どのタイプかを調べるためには、まず浣腸、坐薬を使用してみるとよい。浣腸や坐薬で便が出れば、3)のタイプと分かる。浣腸しても便が出にくい場合は、1)か2)のタイプなので、便を柔らかくする薬や、腸管を動かす薬を使用する」(藤田氏)。

この記事を読んでいる人におすすめ