処方せんの「後発医薬品への変更可」欄の署名・押印したことがある医師は約6割で、後発医薬品の品質に不安を感じている医師が多いことが明らかになった。一方、薬剤師は約9割が「後発医薬品への変更可」の処方せんを受け付けているが、後発医薬品の備蓄や供給に不満を持っていることが明らかになった。
2006年4月に処方せん様式が変更され、後発医薬品への変更が可能な場合に医師が署名・押印する欄が設けられたが、現場ではどのように対応しているのかを明らかにするため、日経メディカル オンラインは、2007年2~3月に会員を対象に調査を実施した。医師から寄せられた回答の集計を『日経メディカル』2007年4月号のNMドクターアンケートに掲載したが、ここでは医師に加え薬剤師からの回答も集計し、主な集計結果とともに、寄せられた自由意見を詳しく紹介する(なお、医師の自由意見は◆、薬剤師の自由意見は●で示した)。
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