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“でべそ”は絆創膏で治そう
自然治癒より早く整った形に

写真1 満期産で出生した生後7週の男児。生後3週ごろより臍部分に膨隆が見られた。その後、膨張の程度が次第に大きくなってきたことから、分娩をした産婦人科からの紹介で当院を受診した。

 国立病院機構岡山医療センター院長で小児外科が専門の後藤隆文氏の元には、かわいい“でべそ”の赤ちゃんが次々に紹介されてくる。

 乳幼児のでべそ(臍ヘルニア)は、本来、出生後臍帯が脱落するころには閉鎖しているはずの臍輪(へその緒とつながっていたことからあった穴)が開いたままの状態にあり、その臍輪を通って臍部皮下に腹膜が袋状に突出し(ヘルニア嚢)、腹腔から脱出している状態をいう(写真1、図1)。発生頻度は比較的高く、新生児の約4%に見られるといわれている。

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