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【日経メディカル Cadetto 連動企画Vol.5】
夜間当直は「週1回程度」が一般的だが…

 日経メディカル Cadettoの若手医師勤務実態調査で、主たる勤務先での夜間の宿当直回数を聞いたところ、「1カ月当たり1~4回」、週に換算すると「1回以下」という回答が最も多かった(調査の概要は、Vol.1「U35」の若手医師の年収はいくら?を参照)。

 主たる勤務先での夜間の宿当直回数は、今回の調査では意外に多くはなく、卒後経験年数を問わず「月1~4回(週1回以下)」という結果が最多で、「月5~8回(週2回以下)」が続いた(表13)。ただし、その一方で、数は少ないものの、「月13回超(週3回超」の激務をこなす医師も見られた。これは、ほぼ2日に1回は当直している換算だ。

 当直回数が多ければ、当然勤務も大変になり、「現在は月7~8回の日当直と月10回の呼び出し当番で、非常に多忙な生活ですが、将来的には育児と仕事の両立ができる職場に勤務したいと考えている」(卒後3~5年目・麻酔科、市中病院)、「通勤時間、勤務時間をトータルすると、まず自分の時間がない。さらに当直では眠れず、休日も少なく、当直回数だけは多く、低収入。第一線の臨床医でいたいが、人事には従わなければならない。このように劣悪な状況でも、自分で扉を開ける勇気がない。良い条件の病院があれば、と考える日も多い。(卒後6~9年目・外科、市中病院)といった不満が上がった。また、当直に関しては、「当直明けの休みなど、形式的には取ることを勧めているが、実際には取れない」(卒後6~9年目・小児科、市中病院)と問題を指摘する声が多かった。

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