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【緊急連載◆流れは変わるか? 安倍政権下の医療政策(3)】
「データ」と「国民」で打開図る日医

図1 次期診療報酬改定で本体部分(技術料)でどのくらいの引き上げを望むか

 「再来年の診療報酬改定に向けて、今からしっかり運動を続けていきたい」。日本医師会の唐沢祥人会長は、10月7日の臨時代議員会でこう答えた。小泉前政権に対する数々の恨みつらみの中で、最大のものは何かと問われれば、大半の医師は度重なる診療報酬のマイナス改定を挙げるだろう。在任中3回の診療報酬の本体部分(技術料)の改定率は、2002年がマイナス1.3%、04年が0%、そして06年がマイナス1.36%。唐沢会長の答弁にも、こうした医師会員の気持ちへの配慮がにじみ出ている。

 それだけに、2008年春に実施予定の次期診療報酬改定に対する要求水準は高い。本誌の緊急調査では、回答者215人の約半数が5%以上の引き上げを望んだ。3%未満の引き上げでいいとする回答者は、全体の4分の1に満たない(図1、調査概要は「医師不足の解消望むも期待は希薄」の記事を参照)。

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