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研修医の大学離れが依然として続く
臨床研修マッチングの中間公表、大学の中では東大がトップ(9/28 訂正)

 大学病院を1位希望した人はマッチング参加者の約36%にとどまり、研修医の大学離れが続いていることが、9月15日の「医師臨床研修マッチング」の中間公表で明らかになった。

 2004年度から医師の卒後臨床研修が必修化されたが、マッチングはその研修先を決める仕組み。4回目に当たる今回は2007年度からの研修先を決めるためのもので、計8604人の医学部6年生がマッチングに参加した。そのうち中間公表の段階で1位希望登録を終えたのは7412人で、大学病院(本院と分院を含む)を1位希望した人は36.3%(2690人)、残る63.7%(4722人)は市中病院を選んだ。初年度の1位希望者の割合は、大学病院46%、市中病院54%。その後の大学病院と市中病院の割合は、2年目37%対63%、3年目34%対66%で、研修医の大学病院離れが続いている。

 大学病院(本院に限る)の1位希望者の数を見ると、最も多かったのが東大の98人。以下、東京医科歯科大、京大などと続いた(表1)。上位10位のうち、8大学は昨年度も10位以内にランクイン。一方、下位11位のうち7大学は、昨年度も下位10位に入っていた。卒後臨床研修にあまり力を入れていない大学もあるという事実を差し引いても、研修における大学の勝ち組と負け組がほぼ固まったといっていい。

 一方、市中病院で最も人気だったのは国立病院機構東京医療センターで105人が1位希望した。以下、聖路加国際病院(79人、東京都中央区)、国立国際医療センター(65人、東京都新宿区)、亀田総合病院(62人、千葉県鴨川市)、国保旭中央病院(39人、千葉県旭市)と続き、常連組が上位に並んだ。

 今後、10月5日(午後2時)まで希望順位の変更登録を受け付け、マッチングの最終結果は10月19日に決定する。

 ※大学病院別、市中病院別のマッチングの中間公表の詳細な結果は、後日、このサイトに掲載します。

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