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【日経メディカル8月号特集連動企画 伝染性膿痂疹】
とびひの原因菌の3割がMRSA

 伝染性膿痂疹とびひ)におけるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の割合は、実に3割を超えている。広島大細菌学教授の菅井基行氏が2002年に行った調査の結果、とびひ患者の患部から検出された黄色ブドウ球菌1017株のうち、342株(33.6%)がMRSAだった。

 MRSAと感受性菌(MSSA)の薬剤感受性と耐性率を示したのが表1と図1だ。これによると、とびひで頻用されてきた経口セフェム系薬と外用薬のゲンタマイシンが、かなりの割合で耐性化が進んでいることが分かる。特にゲンタマイシンでは、MSSAでさえ約6割が耐性を持っている。

 

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