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心不全の陰に「睡眠時無呼吸」
合併率は50%、治療で心機能が改善する例も

自治医大付属大宮医療センター循環器科教授の百村伸一氏

 ここ数年、心不全と睡眠時無呼吸症候群の関連性を示す研究報告が続々と登場している。図1は、循環器疾患と睡眠時無呼吸の関係について、海外の臨床試験成績をまとめたもの。心不全と心房細動で50%、高血圧でも35%が睡眠時無呼吸を合併していることが分かる。自治医大付属大宮医療センター循環器科教授の百村伸一氏は、「睡眠時無呼吸は、心不全の重要な増悪因子の一つであることが明らかになってきた。心不全があったら、睡眠時無呼吸の合併を疑った方がいい」と話す。睡眠時無呼吸を合併していると、心不全の薬物治療を継続しても予後が悪く、増悪を繰り返す場合が多いというのが同氏の意見だ。

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