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米国、欧州で発売間近
これが噂の「吸入インスリン」だ!

写真1 吸入インスリン製剤「Exubera」と専用の吸入器  吸入器の全長は27.5cmとやや大きいが(写真左)、未使用時には透明容器と本体部分を一体化させ、眼鏡ケースほど(16.5cm)の大きさに収納できる(写真右)。

 今年1月、世界初となる吸入型インスリン製剤Exubera」が、米国、欧州で相次いで承認された(写真1)。適応となるのは成人の1型・2型糖尿病患者で、欧米では今夏にも発売が予定されている。“痛みのない”インスリン療法が、いよいよ現実のものとなる。

 Exuberaは、組み換えDNA由来のヒトインスリン粉末。Exuberaの入ったブリスタを専用の吸入器(図1)にセットし、本体下部にある青色のグリップを握ると、透明容器内にインスリン粉末が放出され、容器内部が一瞬にして白くなる。これを吸入することで、肺胞の毛細血管からインスリンが血中に吸収される仕組みだ。ちなみに、米ファイザーがインターネット上で発表しているニュースリリースでは、治験に参加した患者が実際に吸入する様子を動画で見ることができる。その様子を見ると、吸入器の大きさに驚かされるが、未使用時には写真1右のように眼鏡ケースほどの大きさに収納でき、携帯性については考慮されているようだ。

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