日経メディカルのロゴ画像

下町気質の唐澤新会長に重い使命
日医会長選を読み解く

現職を破り初当選した唐澤祥人氏

 昨年12月下旬、診療報酬の改定率がマイナス3.16%で決着した時点で、植松日医執行部は一安心していたはずだ。過去最大とはいえ、技術料部分に関しては、2002年の引き下げ幅を0.06ポイント下回ったにすぎず、予想したシナリオのうちでは、まずまずの結果となったからだ。

 だが、唐澤祥人氏が46票差という大差で勝利した今回の選挙結果は、この読みがいかに甘かったかを示すものとなった。「前回は植松支持だったが今回は唐澤支持に変わった。『日医は何もできない』という不満が、会員に渦巻いている」――。2月下旬、ある県の医療関係者はこう話していたが、同じ思いの会員は少なくなかったとみられる。

この記事を読んでいる人におすすめ