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私の視点◎早期かつ大きな流行となる可能性も
今冬のインフルエンザの流行は予測不能、改めてワクチンの啓発を

2021/10/06
岸田直樹(Sapporo Medical Academy代表理事/総合診療医・感染症医)

 日本人の半数以上が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの接種を既に2回受け、希望する全国民へのワクチン接種完了の見通しも見えてきました。一方で、もう一つの重要な予防接種であるインフルエンザワクチンの接種の時期が迫っています。この冬のインフルエンザがどのような流行になるかは、専門家間でも意見が分かれていますが、今年のインフルエンザシーズンは特に大変なものになる可能性を指摘する専門家が多い印象です。確かに今年、南半球では流行を認めませんでしたが、世界の人口の約90%は北半球にいます。そしてインフルエンザの流行期にコロナ対策で人流を抑えていた南半球と違い、北半球では人の動きが活発化し始めているのです。

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