私自身は、実臨床の場において咳喘息という疾患の存在を想定する必要はないと考えている。長引く非感染性の咳の大部分はICS単剤(時に短期間の内服ステロイド)でおさまり、ICSの処方は、咳がおさまった時点で終了すればよく、長々と吸入させる必要はない。これは、長引く咳嗽患者を長年診療してきた経験に基づくものであるが、また欧米の最新の考え方とも合致している。以下説明したい。

「咳喘息」という病気は本当にあるのかの画像

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