人工呼吸器や血液透析による生命維持治療について、導入の「差し控え」と、いったん開始した治療の「中止」との間には、どのような違いがあるのか。差し控えには寛容だが、中断には強い抵抗がある風潮は、なぜ生じるのか――。大阪市総合医療センター緩和ケアセンター長で、倫理コンサルテーションの責任者であり、『医療現場の行動経済学』(東洋経済新報社、2018)の共著者の一人である多田羅竜平氏に、行動経済学の視点から話してもらった。

なぜ一度始めた生命維持治療はやめられないのかの画像

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