日本病院会は病院経営支援事業の一環として、病院向け経営支援システム「JHAstis(Japan Hospital Association Strategy Tactics Information System)」を提供している。病院団体が会員病院の経営支援を手掛ける理由とJHAstisを利用するメリットについて、日本病院会副会長で病院経営支援事業を担当する大道道大氏に聞いた(文中敬称略)。

――日本病院会では病院経営支援事業の一環として、出来高算定の病院向け経営支援システム「JHAstis」を提供されています。具体的には、どのような支援を行っているのでしょうか。

大道 JHAstisは出来高算定病院(DPC/PDPS[診断群分類別包括評価支払い制度]の対象ではない病院)を対象とした、経営指標を可視化する取り組みです。具体的には毎月の請求に用いる入院および外来のレセプトデータを使って、稼働率や1日単価などの経営指標や診療科・病棟別の診療状況、加算の算定状況などに関するレポートを作成します。自院の現状を把握するだけでなく、JHAstisを利用する病院を母集団としたデータベースを構築しており、「他の病院に比べてどうなのか」を知るベンチマーク分析も可能です。

医療需要の急減に備え、データに基づく経営判断をの画像

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