2002年に腫瘍壊死因子α(TNFα)を標的とした抗体であるインフリキシマブ(商品名レミケード)がクローン病を適応症として承認されたのを皮切りに、潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患を適応とした抗体医薬が次々と使用可能になった。これらの抗体医薬は炎症性腸疾患診療に3つの大きな変化をもたらす一方で、“新薬キラー”になってしまっているという。炎症性腸疾患診療のエキスパートである東京医科歯科大学消化器病態学分野教授(理事・副学長)の渡辺守氏に抗TNFα抗体製剤登場前後の診療の変化と現在の課題について話を聞いた。
私の視点
シリーズ◎抗体医薬は医療に何をもたらしたか(炎症性腸疾患編)
抗TNFα抗体薬はミラクル。だが陰の部分もある
東京医科歯科大学消化器病態学分野教授の渡辺守氏に聞く
2018/05/15
聞き手:加藤勇治=日経メディカル
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