11月10日(日本時間11日未明)、共和党のドナルド・トランプ氏が次期米大統領になることが決まった。米国では、約5000万人も存在するといわれていた無保険者をなくそうと、現大統領のバラク・オバマ氏が医療保険制度改革法(オバマケア)を導入。65歳未満である程度の収入があり、メディケア(高齢者向け公的医療保険)にもメディケイド(低所得者向け公的医療保険)にも加入できない人に対して、政府によって規制された健康保険市場(Health Insurance Marketplace、以下エクスチェンジ)で現状よりもリーズナブルな価格で提供する新たな公的医療保険を提供するなどしてきた。このオバマケアを撤廃すると主張してきたトランプ氏が次期大統領になったら、米国の医療制度はどうなるのか。ハーバード公衆衛生大学院リサーチアソシエイトの津川友介氏に聞いた。
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