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Joint Commission International認証の更新作業は新発見の連続だった
臨床医だから実感できた「JCI取得のメリット」
聖路加国際病院心血管センターの水野篤氏に聞く

 近年の外国人観光客の増加などを受け、外国人患者の医療ニーズが高まっている。外国人の診療体制を整えるため、国際的な組織に医療機能の評価を受け、その評価をウリとしようと考える医療機関も出てきている。東京都中央区に位置する聖路加国際病院は、2012年に関連4施設とともに、米国に本部がある国際医療機関認証であるJCIJoint Commission International)の認証を取得。2015年に認証を更新した。

 JCIの認証は本来、医療の質の担保を目的としたものだ。加えて、国際的な規格であるJCIのメリットとして特に強調されるのは、外国人旅行者やメディカルツーリズムの顧客を獲得しやすくなったり、医療機関の価値を高めるということ。こう言われると、JCI認証の取得のメリットの大部分は経営的なものだと思われがちだ。しかし、「むしろ、メリットは臨床現場で得られるものの方が大きい」と、聖路加国際病院心血管センターの循環器内科医でありながら、JCI認証の担当部署である同病院のQI(Quality Improvement:医療の質改善)センターにも所属する水野篤氏は語る。JCI認証取得について、臨床医目線から見たメリットを聞いた。

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