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モバイルテクノロジーで「治療」する時代に

2014/08/26

佐竹晃太氏○さたけ こうた氏。2007年慶應義塾大卒。日本赤十字社医療センターで内科医として勤務後、2012年海外へMBA/MPH留学。ジョンズ・ホプキンス大学院にて医療インフォマティクスを専攻。帰国後に起業し、CureApp代表取締役に就任、モバイルヘルス事業に携わる。MD/MBA/MPHホルダー。

 前回は、モバイルヘルスとはどういうものか簡単にご紹介しましたが、今回はモバイルヘルスに関する臨床研究の現状についてご紹介したいと思います。

モバイルヘルスは急注目のアカデミック分野
 モバイルヘルスの臨床研究など今まで聞いたことがなかった方が多いと思います。それもそのはずで、20年前はそれに関連した論文はほとんど存在しませんでした。しかし、IT分野の発展に伴い、モバイルヘルスの臨床研究はここ数年急速に成長してきています。

 下の図1は2000年以降のモバイルヘルスに関する論文数を表したグラフなのですが、ここ数年でモバイルヘルス関連論文の数は急激に増加しているのがお分かりいただけるかと思います(1)。このグラフでは2010年までの論文数データしかありませんが、最近はもっと多くの数えきれないほどのエビデンスが世に出てきています。さらに、2010年以降はLancetやNEJMなどメジャーな医学誌に載るようになってきており、今後も多くのメジャー医学誌でそのプレゼンスが発揮されることになるだろうと考えられます。

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