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『安心と希望の医療確保ビジョン』具体化に関する検討会 第2回会議傍聴記
めちゃくちゃ面白いのだが、結論は出るのだろうか
川口恭(ロハス・メディカル発行人)

2008/08/01

 討論というものは、かくも面白いものかと思う。予定調和などあったものではない。だが、検討会の趣旨を思い出すと、果たして期限までに、ちゃんとまとまるのか心配になる。それくらいパワフルな委員が揃っていると思う。委員名簿は、(http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0717-4.html)をご参照いただきたい。早速ご報告する。

18時5分開始。

舛添
「全委員のご出席ありがとうございます。また、こんなにたくさんの資料もありがとうございます。これだけで2日間のシンポジウムを持てるくらいの分量だと思う。こういう時は避暑も兼ねて1泊2日のブレストもいいかなと思う。

 完全に白紙から新しいものを作り上げていく時には、既成概念から離れた方がいい。たとえば医師の教育の話で言うと、教育の名の下に関連病院へ派遣しているわけで、私は労働大臣でもあるので、教育の一環として働かせているとは言うものの、それは日雇い派遣とは言わないまでも、労働の問題から見るといいのだろうかと思ってしまう。

 そういった常識、医療現場じゃない所からいいのかと言われて答えられるのかは大事だと思う。一方で基本的に現場重視だから、たとえば臨床研修でも現場の先生方がこう変えるんだと自分たちでルールを決めて規制するのはいいと思う。しかし政府が全国一律に旗振ってというのはどうかなと思う。

 それからコメディカルについても議論しないと、医師の数ばかりで若干そちらが忘れられても困る。スキルミックスという時に看護師が増えなくてできるのか。そういう立場からも発言いただきたい。

 今日は丹生さんが見えているが、お医者さんじゃない立場から見て不思議だなと思うことに答えられないようだと、前に進まないと思うので、あらかじめ問題提起しておきたい」

 ここで、事務局が前回の宿題になっていた諸々の数値に関して説明。が、前回の宿題が多すぎたのか、はたまた事務局の巧妙な妨害工作か、資料説明だけで18時37分までかかってしまい、討論時間が1時間なくなってしまった。

 たまりかねた岡井委員が途中で「総論をしゃべられるとディスカッションできなくなっちゃう」と苦情を述べた。

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