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第3章●腎臓・尿路感染症の治療
GPC、GNR陽性時の複雑性尿路感染症の治療方法について
<OPARTS:議論テーマ>3-2 複雑性尿路感染症

2008/09/12
大曲 貴夫=静岡がんセンター感染症科

 複雑性尿路感染症の治療で特に重要なのは、原因微生物の絞り込み・同定のプロセスです。腎盂腎炎の場合には、尿路感染そのものによる症状や所見が出にくいことがあります。また、他の感染症や感染症以外の疾患が原因で、腎盂腎炎と同様の臨床像を示すことがあります。この場合、目の前の患者さんが本当に腎盂腎炎であるかどうかは、他の疾患の可能性を明確に除外しないと診断が難しいと思います。この点を、みなさんはどのように対処されているでしょうか。皆さんの診療上のコツ・秘訣などをお教えいただければ、「手引き」の内容も更に臨床の現場の事情に沿った、豊かな内容に書き換えることも可能と考えています。ご意見をお聞かせ願います。

 また、[治療方法について 3)]にて、次のような治療方法としました。

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