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Ann Surg誌から
ロボット支援手術と既存の手術の臨床転帰を比較したレビュー

2021/04/23
山川 里香=医学記者

 ロボット支援手術と既存の手術(開胸/開腹手術、腹腔鏡下手術)の臨床転帰を比較した研究のレビューから、ロボット支援手術を有意に支持するエビデンスは乏しいとする研究結果が、カナダの研究者らにより報告された。この結果はAnn Surg誌3月号に掲載された。

 著者らは、ロボット支援手術が患者にとって重要な転帰を向上させることを裏付けたエビデンスがどれほどあるのかを調査するため、MEDLINE、EMBASE、Cochrane Central Registerを検索し、2019年1月までに発表された研究を特定した。ロボット支援手術と既存の手術(開胸/開腹手術、腹腔鏡下手術)を比較した研究を採用し、これらの手術方法を比較していなかった研究や、コンピューター支援手術を調査した研究は除外した。最終的に153件の研究が採用基準を満たした。定性的調査により次のような結果が得られた。

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