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4月26日~5月2日の「話題になった論文」
屋内でのCOVID-19感染リスクを減らすための工夫を紹介した論文も話題に

2021/05/11

 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。

 4月26日~5月2日に最も多くツイートされた論文は、米国を中心とした研究用の大規模なデータベースを利用して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の後遺症として起こる神経疾患と精神疾患について調べたLancet Psychiatry誌の「6-month neurological and psychiatric outcomes in 236379 survivors of COVID-19: a retrospective cohort study using electronic health records」で1万3806件だった。精神科領域の論文が最も多く話題になるのは珍しい。この論文については、別の記事でより詳しく紹介する(関連記事:COVID-19患者は神経/精神疾患のリスクも高い

 次に多かったのが、PNASに掲載された「A guideline to limit indoor airborne transmission of COVID-19」で6392件だった。これまでに報告された様々な論文を参考に、屋内でのCOVID-19感染リスクを減らすために、直径0.1μm~1.0mmのエアロゾルに対する累積暴露時間を最短にするための工夫を検討している。換気や空気清浄機の使用でどのくらい変わるのか、感染者の動作(咳、くしゃみ、歌う、話す、呼吸する)による飛沫の違いはどのくらいか、マスクの使用はどれほど効果があるか、なども調べている。

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