日経メディカルのロゴ画像

3月22~28日の「話題になった論文」
COVID-19の急性期後の各種の症状は?

2021/04/06

 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。

 3月22日から28日にかけて、もっとも多くTweetされた論文はnature medicine誌に3月22日掲載された「Post-acute COVID-19 syndrome」で、1763件だった。当該論文は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の持続的、長期的な影響についてまとめた総説だった。臓器ごとにどのような症状が見られるか、各症状の疫学的な情報などをまとめている。

 その他、外科領域ではBritish Journal of Surgery誌に3月24日に掲載された「SARS-CoV-2 vaccination modelling for safe surgery to save lives: data from an international prospective cohort study」が話題となっていた(553件)。待機手術患者に対して新型コロナウイルスワクチンを投与することで、どの程度の患者数のCOVID-19関連死亡を防ぐことができるかを、国際的なコホート研究のデータを用いて解析したもの。手術患者に新型コロナワクチン接種を優先して接種することで、世界中で5万8687人(ベストケース11万5007人~ワーストケース2万177人)のCOVID-19関連死亡を防ぐことができ、特に全人口へのワクチン接種に数年かかる地域で、待機的手術サービスの安全な再開の助けになる他、術後の肺合併症を減少させ、集中治療室の使用と全体的な医療費を削減する可能性があるとしている。

 この期間中に話題となった、各診療科の論文は下記の通り。

連載の紹介

Twitterで話題の「今週の論文」
毎週、新たに発表される論文をTwitterでのコメント数からランキング。自分の専門領域外でどのような論文が話題になっているか、チェックしてみてください。

この記事を読んでいる人におすすめ