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ワクチン接種後の脱髄の症例報告を読む
Int J MS Care誌より

2020/09/29
平山幹生(春日井市総合保健医療センター参事)

 急性散在性脳脊髄炎はワクチン接種後の脱髄の最も一般的な形態であり、最近、特定のワクチンで視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)の増加が報告されている。これらの症例のほとんどはアクアポリン-4抗体陽性とされている。本報告は、いくつかのワクチン接種を受けた後にミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質(MOG)抗体関連のNMOSDを発症した患者について検討したものである1)。また、過去10年間に報告されたワクチン接種後の脱髄の症例をレビューし、脱髄性抗体検査における最近の進歩を考慮し、現在の症例と同様症例の臨床的関連性について検討した。

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