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NEJM誌から
アニフロルマブはSLEの活動性を低下させる
SLEの評価指標を変更したフェーズ3試験

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 オーストラリアMonash大学のEric F. Morand氏らは、I型インターフェロン受容体のサブユニット1に結合し、全てのタイプ1インターフェロンを阻害する完全ヒトモノクローナル抗体のアニフロルマブを、活動性の全身性エリテマトーデス(SLE)患者に投与するフェーズ3試験TULIP-2を行い、プラセボに比べアニフロルマブはBILAGベース複合狼瘡評価(BICLA)レスポンダーの割合が有意に高かったと報告した。結果はNEJM誌電子版に2019年12月18日に掲載された。

 SLEにはI型インターフェロンが関与することを示すエビデンスがあり、この経路を阻害するアニフロルマブがSLE患者に利益をもたらすことは、フェーズ2試験で示唆されていた。しかし、最初に行われたフェーズ3試験TULIP-1では、主要評価項目のSRI4(SELENA SLEDAI、BILAG、PGAという3つの評価指標で、疾患活動性が改善し、病態の悪化は見られなかった患者をレスポンダーとする)を達成した患者の割合で有意差を示すことはできなかった。しかし、TULIP-1で副次評価項目として検討されたBICLAでは、アニフロルマブ群の方が好ましい結果を示したため、著者らはBICLAレスポンダーを新たな主要評価項目にしたフェーズ3試験TULIP-

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