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NEJM誌から
MRIはデンスブレスト対策として有効か?
次回のマンモグラフィースクリーニングまでの間に見つかる癌患者が減らせる

 オランダJulius Center for Health Sciences and Primary CareのMarije F. Bakker氏らは、マンモグラフィーで「異常なし」と判定されたデンスブレストの女性を対象に、2年ごとのマンモグラフィー検診のみを受けるグループと、MRI検査を追加するグループの乳癌発見率を比較するランダム化比較試験を行い、MRI群では次回のスクリーニングまでの期間中に発見される乳癌患者の割合を減らすことができたと報告した。結果はNEJM誌2019年11月28日号に掲載された。

 デンスブレストはマンモグラフィーによる乳癌の発見を難しくする。しかし、どんな検査を追加すべきは各国で議論があり、追加することで本当にアウトカムが改善するかどうかは疑問が残っている。そこで著者らは、50~75歳の女性はマンモグラフィーによる乳癌スクリーニングを2年ごとに受けることが推奨されているオランダで、MRI検査の追加がアウトカムを改善するかどうかを調べるThe Dense Tissue and Early Breast Neoplasm Screening(DENSE)試験を計画した。

 組み入れ対象は、2011年12月から2015年11月までにデジタルマンモグラフィースクリーニング検査を受けて陰性と判定されたデンスブレストの女性。

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