フェーズ3試験MONALEESA-7は、閉経前または閉経期のホルモン受容体陽性でHER2陰性の進行乳癌患者に対して、ホルモン療法に加えて、サイクリン依存性キナーゼ(CKD)4/6阻害薬のリボシクリブを投与して、プラセボと比較したものだ。既にリボシクリブ群の無増悪生存期間の延長が報告されている。韓国ソウル国立大学病院のSeock-Ah Im氏らは、MONALEESA-7の参加者をさらに追跡して、副次評価項目の全生存期間についてもリボシクリブ追加による利益が見られたと報告した。結果はNEJM誌電子版に2019年6月4日に掲載された。

 CKDの4と6は、細胞周期の持続的な進行と癌の増殖に役割を果たすことが知られている。また、CKD4/6が乳癌のホルモン療法耐性獲得に関係することも示されていた。

 MONALEESA-7試験は国際的な二重盲検のランダム化比較試験で、年齢18~59歳の閉経前または閉経後の、ホルモン受容体陽性でHER2陰性の進行乳癌患者を対象にしている。参加者はリボシクリブ群(600mgを1日1回、21日間経口投与し7日間休薬)またはプラセ群にランダムに割り付けた。両群ともホルモン療法としてゴセレリンの投与を受け、アロマターゼ阻害薬ま

リボシクリブが乳癌患者の全生存期間を延長の画像

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