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NEJM誌から
カナグリフロジンは糖尿病患者の腎不全を抑制
アルブミン尿のある2型糖尿病患者を対象にした臨床試験

カナグリフロジンは糖尿病患者の腎不全を抑制の画像

 オーストラリアNew South Wales大学のVlado Perkovic氏らは、経口SGLT2阻害薬であるカナグリフロジンを用いた二重盲検のランダム化試験CREDENCEを実施し、腎疾患のある2型糖尿病患者にカナグリフロジンを投与すると、プラセボに比べ、腎不全と心血管イベントのリスクが有意に低下したと報告した。結果はNEJM誌電子版に2019年4月14日に掲載された。

 2型糖尿病は、腎不全の主な原因の1つだ。糖尿病治療薬の中で、SGLT2阻害薬を投与された患者に心血管イベントの減少が報告されており、それらのデータを二次解析した結果は、SGLT2阻害薬による腎転帰の向上も示唆された。しかし、対象となった試験には、登録した患者の人数が少ない、末期腎不全リスクの低い患者が登録されていた、といった問題があった。そこで著者らは、アルブミン尿のある2型糖尿病患者の腎臓アウトカムを調べるCREDENCE(Canagliflozin and Renal Events in Diabetes with Establis

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