米Aimmune Therapeutics社のDaniel C. Adelman氏らは、ピーナツアレルギーと診断された患者を対象に、ピーナッツ蛋白質を主成分とする経口免疫薬AR101を徐々に増量していく脱感作療法のフェーズ3試験を実施し、介入群の患者ではプラセボ群に比べ、約1年後のピーナッツの耐用摂取量が大きく上昇する患者の割合が高かったと報告した。データはNEJM誌電子版に2018年11月18日に掲載された。

 ピーナッツアレルギー患者は、摂取量がごくわずかでも生命を脅かす危険性のある重篤なアレルギー反応を起こすことがある。これまでにピーナッツアレルギー患者に対する脱感作療法の有効性は示唆されていたが、研究毎にプロトコールが異なり、患者数が少ないため、ガイドラインでは推奨されていない。

 AR101はピーナッツ由来の経口薬で、ピーナッツ蛋白質換算で300mgを1日当たりの目標維持用量として、脱感作療法に用いるために開発された。著者らは小児と成人のピーナッツアレルギー患者を対象に、AR101のピーナッツアレルギー抑制効果と安全性を評価するため、二重盲検のランダム化フェーズ3試験PALISADEを、北米と欧州の10カ国66施設で実施した。


ピーナッツアレルギーを改善する臨床試験の画像

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