スタチンを投与されているにもかかわらずトリグリセリド(TG)値が高い患者を対象に、イコサペント酸エチルまたはプラセボを投与するフェーズ3bのランダム化対照試験REDUCE-ITを実施した米Harvard大学医学部のDeepak L. Bhatt氏らは、介入群の虚血性イベントが有意に少なかったと報告した。結果はNEJM誌電子版に2018年11月10日に掲載された。

 心血管リスクが高い患者では、スタチンを使用していてもTG高値は虚血性イベントの独立したマーカーであることが報告されている。しかし、TG降下作用を持つ薬を(徐放性ナイアシンやフィブラート)をスタチンに追加投与したランダム化試験では、心血管イベントは減らせていなかった。一方、Japan EPA Lipid Intervention Study(JELIS)は、1万8645人の日本人の高コレステロール血症患者を、エイコサペンタエン酸(EPA)併用群とスタチン単独群を比較して、介入の利益を報告している。

イコサペント酸は高TG血症の患者に有望の画像

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