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NEJM誌から
ICUでのCandidaアウトブレイクの危険因子は?
英国Oxford大学病院のICUの事例を分析

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 Candida aurisは新興の多剤耐性病原体で、世界各国の、主にICUでのアウトブレイクが報告されている。英国Oxford大学病院のDavid W. Eyre氏らは、同院の神経科学ICUで発生したC. aurisのアウトブレイク事例を分析し、コロニー定着や感染の主な危険因子は、再使用可能な腋窩体温モニタープローブとフルコナゾールの投与だったと報告した。詳細はNEJM誌2018年10月8日号に掲載された。

 C. auris は、2009年に、日本の入院患者の外耳道からはじめて分離された。それ以来、東アジア、南アジア、南米、南アフリカなどの地域で、遺伝的に異なるクレードの株が見つかっており、欧州でも報告が相次いでいる。英国では2015~16年に、心臓胸部ICUの患者72人にアウトブレイクが発生した。2016年6月には英国でも、C. aurisに関する厳格な注意喚起が行われたため、Oxford大学病院でも調査したところ、2015年2月2日~2016年10

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