サウジアラビアで中東呼吸器症候群(MERS)に感染し死亡した患者は、鼻漏を呈するラクダとの密接な接触の後に発症、死亡していたが、患者から分離されたMERSコロナウイルス(MERS-CoV)の全ゲノム配列は、ラクダが保有していたものと同一だった。King Fahd Medical Research CenterのEsam I. Azhar氏らが、NEJM誌電子版に2014年6月4日に報告した。
海外論文ピックアップ NEJM誌より
NEJM誌から
MERSはラクダの鼻水を介してヒトに感染か
サウジアラビアのMERS死亡患者とラクダでウイルスのゲノム情報が一致
2014/06/23
大西淳子=医学ジャーナリスト
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