多剤耐性結核菌感染者に新たな結核治療薬デラマニドを標準レジメンと併用して投与した無作為化試験で、標準レジメンのみと比べた2カ月時点の喀痰培養陰性化率の相対上昇が50%を超えることが示された。詳細は、フィリピンMakati医療センターのMaria Tarcela Gler氏らが、NEJM誌2012年6月7日号に報告した。
海外論文ピックアップ NEJM誌より
NEJM誌から
多剤耐性結核に新薬デラマニドが有効
標準レジメンとの併用で2カ月後の喀痰陰性化率が1.5倍に
2012/06/19
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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