重症外傷後の蘇生時または治療の初期にモルヒネを投与すると、その後の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症リスクが低下する可能性がある―。米海軍研究所健康科学部門のTroy Lisa Holbrook氏らが、イラク戦域で外傷を負った米軍兵士を対象に行った分析で、そんな結果が得られた。論文は、NEJM誌2010年1月14日号に掲載された。
海外論文ピックアップ NEJM誌より
NEJM誌から
重症外傷患者へのモルヒネ投与がPTSDを予防か
イラクで負傷した米軍兵士を対象に行った分析結果
2010/02/03
大西 淳子=医学ジャーナリスト
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。