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エタネルセプトは青少年の尋常性乾癬の症状を改善
フェーズ3試験で有効性を確認

 成人乾癬患者の症状軽減に用いられている可溶性腫瘍壊死因子(TNF)受容体製剤エタネルセプトが、中症から重症の青少年(4~17歳)の尋常性乾癬患者を対象としたフェーズ3臨床試験で、臨床的に意義のある症状軽減をもたらすことが確認された。米国Northwestern大学のAmy S. Paller氏らの報告で、詳細はNEJM誌2008年1月17日号に掲載された。

 米国食品医薬品局(FDA)の承認が得られれば、エタネルセプトは、青少年乾癬患者に全身投与が可能な米国初の治療薬となる。

 米国とカナダで行われたフェーズ3試験は、以下の条件を満たした211人の患者を登録した。

・PASIスコアが12以上(病変部の面積と重症度を評価するPASIスコアの最大値は72で、数字が大きいほど重症)
・Physician’s Global Assessment (PGA)が3以上(最大値は5で、数字が大きいほど重症)
・病変が体表面積の10%以上を占める
・乾癬歴が6カ月以上
・光線療法または全身性の治療歴がある、または、局所治療では管理ができないと判断された


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