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Lancet誌から
オベチコール酸はNASH患者の線維化を改善
フェーズ3試験の中間解析で病理学的に改善を認めた患者が多い

オベチコール酸はNASH患者の線維化を改善の画像

 米国Inova Health SystemのZobair M Younossi氏らは、肝線維化が見られる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者に、farnesoid X受容体(FXR)作動薬のオベチコール酸を投与するフェーズ3試験の中間解析を行い、18カ月の時点でオベチコール酸25mgはプラセボに比べ線維化が改善した患者が有意に多かったと報告した。結果はLancet誌電子版に2019年12月5日に掲載された。

 オベチコール酸は半合成胆汁酸アナログで、NASHの組織学的特性を改善することが示唆されていた。既にこの薬剤は、欧米では、ウルソデオキシコール酸が奏効しない、または不忍容の原発性胆汁性胆管炎患者の治療に用いられている。

 著者らは、NASH患者にオベチコール酸を投与する二重盲検のフェーズ3試験REGENERATEにおいて、あらかじめ予定されていた18カ月時点の中間解析を行った。この試験は、20カ国の332の施設で進行中だ。

 組み入れ対象は、6カ月以内の生検で病理診断が確定した18歳以上のNASH患者。NAFLD活動性スコア(NASスコア)が4以上で、肝線維化のステージがF2(線維性架橋形成)からF3(小葉のひずみを伴う線維性架橋形成)の患者、またはF1(門脈域の線維性拡大)だが少なくとも1つの併

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