カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)またはCGRPに対する受容体に対する抗体が、片頭痛発作の予防に役立つことが示されているが、難治性の患者に対する有効性は明らかではなかった。オランダLeiden大学医療センターのMichel D Ferrari氏らは、CGRPに対する完全ヒト・モノクローナル抗体製剤fremanezumab を難治性片頭痛患者に投与する二重盲検のランダム化比較試験を実施し、有効性と忍容性を確認した。結果は、Lancet誌電子版に2019年8月16日に報告された。

 従来型の片頭痛予防薬は、片頭痛日数を減らすために用いられているが、有効性も忍容性も低いため、早期に治療中止となる患者が少なくない。fremanezumabは欧米で予防薬として承認されたが、臨床試験では2剤以上の薬が無効だった患者は除外されていたため、難治性患者に対する効果は確認されていなかった。そこで著者らは、2~4種類の片頭痛予防薬に反応しなかった患者を対象にしたFOCUS試験を計画した。

 ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国の104施設で参加者

fremanezumabは難治性の片頭痛患者にも有効の画像

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