ドイツHamburg大学のKristian Reich氏らは、中等症から重症の慢性尋常性乾癬患者に対して、IL-23阻害薬のリサンキズマブとTNF-α阻害薬アダリムマブの有効性と安全性を比較する二重盲検のフェーズ3試験IMMventを行い、PASIスコア90%減少達成率などの指標でリサンキズマブの成績がアダリムマブより優れていたと報告した。結果はLancet誌2019年7月4日号に掲載された。

 乾癬は自己免疫疾患で、全世界の患者数は約1億人と推定されている。この疾患にはIL-23とIL-12の関与が示されており、IL-23の作用をブロックするいくつかのモノクローナル抗体が治療に用いられている。抗体の種類は、IL-12とIL-23が共有するp40サブユニットを標的とするもの(ウステキヌマブ)と、IL-23のp19サブユニットを阻害するもの(グセルクマブ、チドラキズマブ、ミリキズマブ)が含まれている。リサンキズマブもp19サブユニット特異的に作用する抗体で、IL-12とIL-23の両方を阻害するウステキヌマブに比べ、有効性は高いことが報告されている。

リサンキズマブは尋常性乾癬治療に有望の画像

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