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Lancet誌から
経腟器械分娩後の抗菌薬は母親の感染を減らす
英国で分娩の3時間後にアモキシシリン・クラブラン酸を投与した試験

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 帝王切開後には抗菌薬の予防的投与が広く行われているが、経腟器械分娩(鉗子分娩または吸引分娩)後における抗菌薬投与は、データが不十分で推奨されていない。英国Oxford大学のMarian Knight氏らは、経腟器械分娩後の母親にアモキシシリン・クラブラン酸またはプラセボを投与する多施設ランダム化比較試験ANODEを行い、抗菌薬は分娩から6週間以内の母親の感染症を減らしていたと報告した。結果はLancet誌電子版に2019年5月13日に掲載された。

 帝王切開を受ける妊婦には、抗菌薬の予防的投与が推奨されている。系統的レビューに基づく明瞭なエビデンスがあるからだ。一方で、現行のWHOガイドラインは、十分なエビデンスがないことを理由に、経腟器械分娩を受ける女性に対する抗菌薬の予防的投与は推奨していない。そこで著者らは、予防的な抗菌薬単回投与が経腟器械分娩後の母親の感染を予防できるかどうかを検討す

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