日経メディカルのロゴ画像

Lancet誌から
全般性不安障害にお勧めの薬はどれか?
様々なクラスの治療薬を比較したネットワークメタアナリシス

全般性不安障害にお勧めの薬はどれか?の画像

 全般性不安障害患者には、第1選択として薬物療法が用いられる場合が多いが、選択可能な薬の有効性と許容性に関する総合的な情報は少ない。英国University College LondonのApril Slee氏らは、系統的レビューとネットワークメタアナリシスを行って、異なる薬効クラスの治療薬を含む比較を試み、プラセボより有効性に優れ、忍容性も高かった薬が複数見つかったため、第1選択薬による治療が成功しなかった場合も、薬物療法をあきらめる必要はないと報告した。結果はLancet誌電子版に2019年1月31日に掲載された。

 論文の検索には、MEDLINE、Web of Science、コクランライブラリ、ClinicalTrials.gov、Chinese National Knowledge Infrastructure(CNKI)、Wanfang data(中国科学技術部傘下の情報収集機関)、Drugs@FDA、製薬会社が保有する情報などを用いた。対象にした期間は、DSM-IVによる全般性不安障害の診断基準が刊行された1994年1月1日から、2017年8月1日までに出版された研究論文だ。この中から、外来を受診した成人の全般性不安障害患者を対象にしたランダム化試験で、少なくとも2つの市販薬またはプラセボと有効性を比較している研究を選び出し

この記事を読んでいる人におすすめ